2021年1月27日~28日、アジアで最大のブロックチェーン・暗号資産オンラインサミットであるCrypto Asia Summitの第3回目が開催されました。今回のテーマは「CeFi & DeFi」になり、従来からある中央集権型のデジタル資産金融と、最近急速に存在感を大きくしている分散型金融に関わるブロックチェーン業界人が登壇しました。
詳細に興味がある方は、ChainTalkにユーザー登録の上、登壇者の講演URLから当日の内容を視聴することができます。是非ご覧ください。
Leo Cheng:C.R.E.A.M. Finance – Co-Founder
既に資産のロック額がトップ15に入るC.R.E.A.M. FinanceのCo-FounderであるCheng氏は、冒頭でDeFiの可能性に触れ、開発を進めているレンディングプロトコルC.R.E.A.Mについて紹介しました。また、独自トークンであるCREAMトークンや、これからのプロトコル改善のアイデアについて述べました。
講演URL:https://www.chaintalk.tv/ja/event/leo-cheng/
Seth Lim:ベンチャーキャピタリスト
XRPのクジラとして知られるベンチャーキャピタリストのLim氏は、DeFiの現在のトレンドと、2021年におけるこれから半年の見込みを語りました。プレゼンテーションでは、DeFiについての基本的な説明に加え、自身のDeFiへの具体的な投資経験を述べました。また、Lim氏はMULAN Financeに注目していることを紹介しました。
講演URL:https://www.chaintalk.tv/ja/event/seth-lim-2/
Douglas Borthwick:INX Limited – CMO
金融のプロフェッショナルらでメンバーが構成される次世代取引所INXは、従来の暗号資産取引所で取引可能な暗号資産現物やデリバティブに加え、証券に分類されるセキュリティトークンを取り扱います。そしてデジタル資産分野において、NASDAQやNYSEのようなリーディング企業になることを目指しています。また、資金調達においては、米国のSECのフォームFで登録し、法律が遵守されていることも述べました。
講演URL:https://www.chaintalk.tv/ja/event/douglas-borthwick/
Allen Yu:BQuant Technology – CEO
BQuant TechnologyのAllen Yu氏は、定量投資における暗号資産マネジメントについて語りました。Yu氏は、冒頭でBEQUANTの実績について語り、その後暗号資産のマスアダプションについて述べ、資産運用としてビットコインを保有し、それを定量投資によって運用することを提案しました。そして、定量投資がいかに科学的で効率の良いアプローチをしているか、BEQUANTの運用実績について紹介しました。
講演URL:https://chaintalk.tv/event/allen-yu
Kei Osuji:Xtheta Global – Business Development Manager
日本の暗号資産取引所でも知られるXthetaは、Xtheta Globalとしてグローバルでビジネスを展開しています。Xheta globalは、ワンストップのトレード環境を提供し、初心者からプロまで利用でき、ステーキングなどの様々な手段を提供できる取引所を提供しています。Osuji氏は、直近の暗号資産情勢や各国規制に言及し、今後さらに暗号資産に期待している根拠を述べました。
講演URL:https://www.chaintalk.tv/ja/event/kei-osuji/
パネルディスカッション
パネルディスカッションでは、MarketAcrossのItai Elizur氏が司会を務め、当日の登壇者であるSeth Lim氏、Leo Cheng氏の他、AnRKey CEOのJ.D. Salbego氏が参加しました。ディスカッションでは「DeFiはバブルなのか?バブル/波はピークを過ぎているのか?」「ICOブームとDefiブームは何が違うのか?業界は何を学んだのか?」「DeFiが爆発的に広がるきっかけは何だったか?」「DeFiに規制の波が来ると思うか?」「匿名開発者のトレンドの是非について」の議題に沿って議論が繰り広げられました。
講演URL:https://www.chaintalk.tv/event/panel-what-is-the-next-defi-wave/