暗号資産取引所の流動性を支える Black Ocean

3月 26, 2021

暗号資産取引所は、ブロックチェーン産業の中で最も競争が激しい分野の一つになっている。暗号資産の時価総額ランキングサイトのCoinGeckoによると、掲載されているものだけで386の取引所が存在している(2021年3月17日時点)。

 

しかし、それらの取引所の流動性は基本的に独立しており、個人投資家レベルの注文量をまともに成立させることができない取引所は決して少なくない。これは、今日人気を博している分散型取引所(DEX)や中央集権型取引所(CEX)のいずれにも当てはまることである。

 

本記事では、それぞれの取引所における流動性確保について着目していく。

分散型取引所(DEX)の流動性確保

分散型取引所は、直近1年で急激に伸びている新しい分野の取引所である。利用者は自分のウォレットから直接取り引きをすることができ、取引はスマートコントラクトを通じて行われる。そのため、取引所運営者が利用者の資産に一切触れる事ができず、ハッキングのリスクは中央集権取引所より低いとされている。

 

かつての分散型取引所は、板を使ったP2P型が採用されていたが、流動性はトレーダーが出す注文に依存してしまうため、注文の成立頻度や数量は極端に低いままであった。

 

その後、分散型取引所ではUniswapをきっかけとして革新が起こった。取引形態がP2P型からプール型に変化し、これはその後に登場するDEXのお手本となっている。プール型では、任意の人が自分の資産を流動性プールに提供することができ、流動性が取引に利用されると、提供者に手数料が分配されるようになっている。そして、トレーダーが取引で相対するのはプールになる。それにより、プールに十分な在庫さえあれば、P2P型より遥かに多くの注文量と頻度を捌くことができるようになった。

 

中央集権型取引所(CEX)の流動性確保

 

中央集権型取引所の基本は、P2P型になる。つまり、売り手と買い手の注文を同時に成立させることである。自分の売りが成立するのは、誰かが買ったということであり、自分の買いが成立するのは、誰かが売ったということだ。これらが成立する頻度が高く、数量が多ければ、流動性が高いと言うことができる。

 

中央集権型取引所では、取引所が流動性供給用の在庫を持ち、ボットを使うことで流動性を確保することができる。しかし、これにも限界があり、通常は流動性提供サービスを利用することになる。流動性提供サービスでは、取引所はAPI等を使い、他の取引所と板を共有する。

 

かつて流動性提供サービスは、暗号資産に特化した業者のみとなっていた。しかし、最近は従来の為替で流動性を提供していた業者の参入も見られるようになった。

 

この分野で強みを発揮しているのが、VRM社が提供をしているBlack Oceanである。同社は、AIベースの定量的高頻度取引を提供し、BitMEX, OKEx, Huobi, Binance, Bithumbなどの主要な取引プラットフォームで稼働している。Black Oceanが提供する流動性提供サービスは、取引所などのリテール業者向けになっており、既存の流動性提供サービスより柔軟性が高く、優れた料金体系を提供している。Black Oceanでは、APIの呼び出しに制限がなく、取引所が流動性提供サービスの制限をほとんど気にしなくて良いようになっている。

そして、Black Oceanでは競合サービスより優れた価格体系を採用している。競合サービスでは、一般的に事業者に入る手数料収入の30~50%が徴収されるようになっているが、取引所にとって手数料収入の多くが流動性プロバイダーに持っていかれることを意味する。しかし、Black Oceanでは手数料からの徴収は行わず、逆に取引所に最大0.5bpsのリベートを支払うようになっている。

 

以下のデータは、競合サービスからBlackOcean流動性提供サービスに切り替えた場合の年間コストの削減額である。日次取引量が100万ドルの場合、年間では29万2千ドルを削減する事ができ、日次取引量が3000ドルの場合、年間で2190万ドルが削減できる。

 

このように、Black Oceanは競合と比べ優位性を発揮したサービスを取引所に提供する。

 

そして、VRM社は新たなサービス拡充のためにFLYトークンを発行する。FLYトークンは、同社が提供する分散型ダークプールの利用権やガバナンス参加の権利が提供される他、流動性を提供し実行するパートナーに2.5~10%の報酬が出されるようになっている。この報酬は、FLYトークンで支払われたものが対象となる。また、FLYでサービス料金を支払うパートナーは、一部のサービスを25%割引で受けることができるようになっている。

 

FLYトークンについての詳しくは、以下のリンクより確認することができる。

 

<VRMサービス、FLYトークンの詳細>

VRM Webサイト: https://vrm.trade

Black Ocean Webサイト:https://bo.market/

FLYトークンの詳細: https://tokenfly.co/

Twitter: https://twitter.com/FrankLinYield

Telegram Global: https://t.me/fly_global

Telegram Japan: https://t.me/flyoffical_JP

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